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キネマ旬報2011年ランキング『2011年外国映画ベスト・テン』

キネマ旬報2011年ベスト・テンが発表になった。まずは外国映画のランキングを寸評つきでご紹介。

【2011年外国映画ベスト・テン】

■1位:ゴーストライター

ベルリン国際映画祭やセザール賞など、数々の映画賞を獲得し、非常に評価の高い作品。御大ロマン・ポランスキー監督による政界の陰謀を描いたサスペンス映画。ヨーロッパ制作作品らしくユアン・マクレガー(スコットランド)、ピアース・ブロスナン(アイルランド)、オリヴィア・ウィリアムズ(イングランド)といったイギリス系の俳優が素晴らしい演技を披露している。78歳になってもポランスキー監督の職人技は衰えることなく、映像美と緊張感溢れるストーリ展開は本当に素晴らしかった。

■2位:ソーシャル・ネットワーク


記事「ソーシャル・ネットワーク」を参照。
新しい試みの中にクラシック感というか、なんとも表現しがたいな手触りの良さが漂っている。フィンチャー監督の底力を改めて感じさせてもらった。個人的には2011年ベストワンか。

■3位:英国王のスピーチ

第83回アカデミー賞作品賞受賞作品。すでに評価が固まっているが、表現者をどうプロデュースするかというテクニカルな描写が現代のショービジネスにも通じる面白さもあって、本当によくできた作品だ。

■4位:無言歌

文革前の中国で起こった「反右派闘争」。ゴビ砂漠の収容所に送られた人々の悲劇を3年かけて映画化した作品。ドキュメンタリーの世界でさまざまな賞を獲得してきたワン・ビン監督が圧倒的な映像美とともに送り出すメーッセージは痛烈だ。中国本土では上映禁止だそうだが、まさに命を削って作品を生み出しているワン・ビン監督に脱帽。

■5位:ブラック・スワン

記事「ブラック・スワン」を参照。
『レスラー』のダレン・アロノフスキー監督がもともと『レスラー』の中の一編だった話をふくらませて1本の作品として成立させたとのことだが、自ら目指したものに囚われ苦しみ、しかし最後は命をかけてその道を極めていく姿に、ランディ・“ザ・ラム”・ロビンソンをだぶらせて鑑賞するのも一興。

■6位:マネーボール

記事「マネーボール」を参照。
メジャーリーグというスポーツのど真ん中を取り上げているにもかかわらず、スポーツのダイナミズムとはまったく別の角度から素晴らしい作品に仕上げたベネット・ミラー監督の手腕は凄い。ブラピの演技も人物像に深みを与えている。

■7位:トゥルー・グリット

記事「トゥルー・グリット」を参照。
コーエン兄弟による西部劇のリメイク作品。年令を重ねるごとにどんどん良くなっていくジェフ・ブリッジスもさることながら、切れ者役からアホで無骨な役まで飄々とこなすマット・デイモンの底知れぬ力量に圧倒される。しかしやはりヘイリー・スタインフェルドの可愛さが全部持っていくなー。そのぶんラストは辛すぎてちょっと引く。

■8位:ヒア アフター

津波の映像描写が売りのひとつだったが、公開中に東日本大震災が起こったために上映中止になってしまった。良作連発のクリント・イーストウッド監督は時々こういう一見とっつきにくいというか摩訶不思議な作品を撮るのだが、本作は魂の救済・解放を描いている。こんな不思議な話をここまで質の高い作品に仕上げるクリント・イーストウッド監督はもはや神の域。ここでもマット・デイモンがいい演技をしている。

■9位:灼熱の魂

残念ながら未鑑賞の作品。レバノン生まれの劇作家ワジディ・ムアワッドの戯曲が原作で、ドゥニ・ヴィルヌーヴが脚本と監督を務めている。とにかく演技と画面から放出されるボルテージが高く、面白いサスペンスだそうで、早めに鑑賞したいと思う。

■10位:家族の庭

一応コメディ映画というくくりらしいのだが、見る人によっては痛い、辛いの連発かも。個人的には笑うより先に哀しいと感じてしまった。とりたててどうというストーリーはないのだが、逆に言えば名優によるセリフ回しとシチュエーションだけでこれだけ面白い作品が撮れるのだから、さすがマイク・リー監督というべきか。


あー
テーマ:映画賞・映画祭


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