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このブログでは、劇場公開時に観た映画、DVD、オンデマンド動画などの映像作品を中心に、音楽の新譜/旧譜、スポーツなどエンターテインメント全般について、複数ライターが極私的な見解を書いています。
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モテキ



久々に「面白かった!」と素直に言える邦画だった。たいして期待してなかったが、すでに観た人たちが「面白かったよ」というので、とりあえず観に行ったのだが、2時間飽きることなく笑わせてもらった。

誰の人生にも訪れるというモテモテの時期「モテキ」がメインテーマではあるが、劇場版ではもっとシンプルに男女だからこそのすれ違いや生理的な感情の差異、各自の抱える問題などを、音楽やダンスシーンを混じえた奔放な演出で描いている。

本作は人気女優4人の共演も大きな話題だ。麻生久美子、真木よう子はともにキャラを十分に生かし安定した演技力で役柄を生き生きと表現している。仲里依紗は役どころこそ小さいが、ほかの実力派女優に劣らぬ素晴らしい個性と演技を披露している。

それにしても長澤まさみは出色の出来だ。彼女の出演作はTVドラマや大河、映画作品などわりと観てきたつもりだが、どれもこれもお嬢さん演技が鼻について、正直ひとつも良いところが見いだせずにいた。しかし本作での長澤まさみは半ば封印してきた”超絶的なスタイルの良さ”という彼女の武器を隠すことなく露出したうえで、感情の振幅が大きく表情豊かな「みゆき」を見事に演じきっている。彼女のこの成長(というか戦略の変更)は、今後の活躍を大いに期待させる。

森山未來演じる主人公「藤本幸世」は2ch的ニート像そのままに童貞妄想全開で突っ走る。ヘマをする度に現場から逃げ出しカッコ悪い自分に号泣する。女性に対する接し方も(面白いけど実際は)最悪。各女優がインタビューでも答えているが男としての幸世は最低で、たぶん女性からみたら少しも魅力的ではない。演出が露悪的すぎる面もあると思うが、しかしこれも男子の本性だ。

感情表現を音楽やカルチャーをモチーフに使って視覚化する演出方法は洗練されてるとは言いがたいが、その徹底したバカバカしさに館内も笑いに包まれていた。また、YUKIはジュディマリかソロかという他愛もない会話で微妙なすれ違いを表現するなど、細かな部分にも演出効果が効いていた。

これまで映画はエンドロールをいかに見てもらうかということに腐心してきた。エンドロール後にシーンを用意して「最後まで席を立つな」とかNGシーンを流すとか、さまざまな方法が取られてきた。しかし『モテキ』のWEBブラウザを模したエンドロールは秀逸だ。見てくださいと言われなくても最後まで楽しみながら見ることができた。

<Raiting>
ディティールやギャグ、モチーフなどが、特定の世代にどストライクなだけに、全世代共通の笑いとして成立してるかといえば、やはり狭いゾーンを狙った作品ではあると思う。しかしそのギャップをはねのけて余りある面白さが十分に詰まった楽しい作品だ。


<Trailer>


あー
テーマ:映画館で観た映画
モテキ@ぴあ映画生活

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