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このブログでは、劇場公開時に観た映画、DVD、オンデマンド動画などの映像作品を中心に、音楽の新譜/旧譜、スポーツなどエンターテインメント全般について、複数ライターが極私的な見解を書いています。
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SUPER8/スーパーエイト



TVCFだけ見て映画館にいったら確実に肩透かしを喰らうだろうが、『E.T.+スタンド・バイ・ミー』っぽいらしいよ、という話をちょっとでも小耳にはさんでいれば、そしてそんな(あくまでそんな風な)映画が好きだったら、大満足の作品ではないだろうか。

それにしてもエル・ファニングは素晴らしい。ソフィア・コッポラ監督の『SOMEWHERE』もよかったが、かわいいし演技もいいし独特の危なっかしい雰囲気もあって、姉のダコタともども成長が楽しみだ。 主人公を演じるジョエル・コートニーも純朴ないい味を出している。他の子役たちも軒並み素晴らしい演技を披露している。

監督のJ・J・エイブラムスは有名なスピルバーグオタクで、とにかく彼は80年代のスピルバーグ製ファンタジーを自分の手で自分の好きなように再現したかったのだろう。極論すれば本作は自分の楽しみのためだけに作ったようなものだ、たぶん。

幼い自分が夢想した”いつか作りたいスピルバーグのようなSF映画”。オトナになったJ・Jは幸運にもそれを作る才能も環境もお金を引っ張ってくる能力も十分に持っている。だから彼はそれを作った。そういうシンプルな話なんだと思う。

とはいえ究極のオマージュは完コピだから、うるさ型の日本のスピオタからは細かい部分を指摘されて欧米での好評さに比べて賛否両論・荒れているという感じ。宇宙人と子供たちのふれあいが描かれていないためE.T.のように感情移入ができないとか、宇宙人の造形が陳腐で性格付けもあいまいなために前半がこけおどしになっているとか、言われてみればその通りなんだけど、J・Jが「これでいい!」と思って楽しんでるんだからいーんじゃないの?と個人的には思う。

スピルバーグ全盛時代をリアルタイムに経験した多くのファンにとって本作は、ノスタルジックな映像や音楽やハートフルなストーリーを含めて十分ハートに響く秀逸なオマージュ作品だと思うし、見たあとに小ネタを喋りあうのも楽しい。ただスピルバーグに思い入れがないか、あっても過剰な人にとっては、消化不良の大甘作品と感じられるかもしれない。

まあ『LOST』もそうだけど、大風呂敷の広げ方がハンパなく素晴らしく後半グダグダというのがよくも悪くもJ・Jの特徴なので、大風呂敷をしっかり楽しんで細かいところは目をつぶるのがこの監督の楽しみ方だと思う。それより今度こそ本当にクローバーフィールドの続編を!

<Raiting>
予告編が公開されたときの鼻血が出るほど興奮したあの感じに比べれば、そうとうにインパクトの薄い”ほんわか作品”になっているとは思う。それでも冒頭の列車脱線シーンはものすごい迫力だし、破綻しかけていた父と子、父と娘がお互いの存在の大切さを再認識するシーンや、主人公が亡くなった母親から独り立ちする感動のエピソード、そして最後のおまけシーンまで見ごたえたっぷり。できるならスピルバーグ作品が好きな人と一緒に映画館の大スクリーンで楽しんでほしい作品 だ。


<Trailer>


テーマ:映画館で観た映画
あー
SUPER8/スーパーエイト@ぴあ映画生活

評価:
---
ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
¥ 499
(2002-11-08)


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