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このブログでは、劇場公開時に観た映画、DVD、オンデマンド動画などの映像作品を中心に、音楽の新譜/旧譜、スポーツなどエンターテインメント全般について、複数ライターが極私的な見解を書いています。
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ツーリスト(TOURIST)



ジョニー・デップとアンジェリーナ・ジョリーの共演が大きな話題を呼んでいるサスペンス映画「ツーリスト」を、3月11日の日本公開に先駆けて旅行先で観てきた。

結論から書くと…ひどい、ひどすぎる。これほど脚本のひどい映画もそうそうない。まるでフジテレビ映画レベル。もちろん映画そのものの技術的な要素はフジテレビ映画をはるかに凌駕しているのは当たり前だが、それにしてもこのキャストでこれでは、公開を楽しみにしているジョニー&アンジーのファンにしても肩透かしを食らうだろう。

冒頭でサスペンス映画と紹介したが、ゴールデングローブ賞ではコメディ映画でノミネートされたらしい。そのいきさつはこちら→<サスペンス映画なのに駄作すぎてコメディに分類された「ツーリスト」>。

脚本の件は後回しで、まずジョニー&アンジーの相性が全然よくない。二人の個性がぶつかり合ってスパークする瞬間など皆無。ただただキレの悪い退屈な演技に終始するジョニー・デップと、まったくリアリティーのない空疎な演技を繰り返すアンジーの最悪のマッチング。そもそもどういう演出意図があったのか、これでは『アマルフィー』(笑)のコンセプトと大差ない。人気役者をキャスティングして、あとは風光明媚な観光スポットをバックにテキトウにドンパチやってりゃ一丁上がり!的な安直な作品になってしまっている。

現代ハリウッドを代表するトップスターを並び立てる演出はたしかに難しいとは思う。本人が望んだのかどうかは分からないが、アンジーはドアップ多用に過剰なアイメイクとゴージャスなドレスを着用のうえモデルウォーキングを無駄に何度も披露。これなら「風と共に去りぬ」あたりのリメイクでもやれば?と思うほどオールドスタイルの女優アピールを繰り返す。そのうえ痩せすぎでアクションシーンにまったく緊張感がないのは『ソルト』と同じ大きな欠点だ。対するジョニー・デップは引き立て役に徹しようとしたのかそもそもやる気がないのか彼らしい演技など欠片もなく、しかもアンジーとは逆に明らかなウェイトオーバー。「中に着込んで恰幅の良さを表現した」とか言ってる記事もあるが、太ってることがなんの役作りにもプラスになってないし、顔までちゃんと太ってるし。とまあ、両者どんなメリットがあって出演許諾したのか、さっぱり分からない。

肝心のストーリーだが…

【以降ネタバレ】
謎の女スパイ(アンジー)が単なる旅行者(ジョニー)を連れまわし、さまざまな危険をくぐり抜けながら陰謀の核心へ迫っていくという表向きのストーリーがあって、実は女は警察の手先で、実は単なる旅行者だと思ってた“まきこまれ男”が真の標的であり、実はその男は女スパイのホンモノの夫で、実は全身整形してみーんなをだましてたのさ、妻も警察も組織も、もちろん観客もね!という話なんだけど、まー陳腐きまわりない組み立てで、ネタバレされてもまったくすっきりしない。だってそもそもそういう伏線を張ってないし、ミスリードどころか、リードするストーリーそのものが破綻しまくってるし。実はね、と説明されても腑に落ちるところがまったくないのだ。というわけで、内容についてはこれ以上書くのもメンドクサイ感じ。

アンジーは役柄を本格的に練り直す時期に来ているような気がする。『トゥームレイダー』や『Mr & Mrsスミス』(※記事参照)までは結構見ごたえがあったんだけど、これだけ貧相な肉体になってしまっては、もはやアクション絡みの役柄は無理だと思う。ジョニー・デップもキャラ物以外うまく演じられないとすると、今後の展開も期待できないような気がする…と、これだけネガティブに考えてしまうほど本作はひどかった。両人にはぜひ巻き返しを図ってほしいと切に願う。

<Raiting>
ジョニー&アンジーのファンであればあるほど落胆の度合いは激しいだろう。期待値が高い分だけガッカリ度も高い。たしかにコメディとして観るしか価値がない作品かもしれない。


<Trailer>


あー
テーマ:映画館で観た映画
ツーリスト@ぴあ映画生活

評価:
---
ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
¥ 1,500
(2009-03-12)


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